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ステンレス鋼フランジの鋳造工程 - 遠心鋳造法

2024-04-17 14:11:28

高速回転する鋳型に金属液を注入し、遠心力を利用して内壁に均一に広げ、固化した後に必要なステンレスフランジの鋳造方法をステンレスフランジ遠心鋳造法といいます。 この鋳造方法は、通常の砂型鋳造と比較して、構造が非常に細かく、品質が大幅に向上し、組織の緩み、毛穴、トラホームなどの問題が発生しにくくなります。


遠心鋳造.jpg


遠心法によるステンレスフランジの製造工程の流れをご紹介します。

①選定したステンレス鋼を中周波電気炉に入れて製錬し、溶鋼とします。

② ステンレス鋼フランジ金型を予熱し、一定温度に保ちます。

③遠心分離機を始動し、①の溶鋼を②で予熱したステンレスフランジ型に注入します。

④ 回転を続けた後、800~900℃まで自然冷却し、1~10分間保持します。

⑤ 常温付近まで水冷し、脱型してステンレスフランジを取り出します。

⑥旋盤を使用して内壁の不純物を除去し、必要なネジ穴を加工します。